『ラッシュライフ』 伊坂 幸太郎
ラッシュライフ (新潮ミステリー倶楽部) (2002/07) 伊坂 幸太郎 商品詳細を見る |
解体された神様、鉢合わせの泥棒、歩き出した轢死体、拳銃を拾った失業者、拝金主義の富豪―。バラバラに進む五つのピースが、最後の一瞬で一枚の騙し絵に組み上がる。ミステリを読む快感と醍醐味がここに!新潮ミステリー倶楽部賞受賞第一作。
★★★★☆
事象が交差し嵌まっていくのがおもしろい!★4ヾ(´▽`*;)ゝ"
仙台在住の作家さんです、仙台の本屋さんには伊坂先生のコーナーがあったりします(*´ェ`*)
はい、僕も仙台なのです(´㉨`)
仙台民からすると、特別な作家さんなのです。
表紙の絵はエッシャー城の騙し絵で、有名なので見たことある人もいると思います
グルグルグルグル終わりと始まりが分からない不思議な絵です。
この作品にふさわしい表紙ですヾ(´▽`*;)ゝ"
色々な人が語る場面が繋がって、収束していく気持ちよさは素晴らしい
神様を解体しようとしたり、バラバラ死体が突然現れたり、気が狂った女など一見関係ない物語がハズルに嵌まるが如く繋がっていく。
思わず2度読み返してしまう作品です
仙台在住者の特典は、事件の現場が仙台なので「ここあのへんのアーケードのとこだな」とか「あのへんの道路だ」とマイナーな共感をえられてちょっとうれしかったです(*ノノ)
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